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〜キャステイングについて〜
 
 

”キャステイング”はフライフィシングの目に見えてかっこいい部分ですね。

”華麗”に”飛ばす” 上手い人のキャステイングは綺麗です。


低番手なスローアクションロッド、高番手ロッドでのフルラインキャスト。少しずつでも上達していきたいと考えてます。


■グリップの握り方1


私の場合、グリップの握り方はすべてサムオントップです。

メインロッドは#3です。マッチザハッチのミッジングがメインとなるためですがその場合でもサムオントップで握ります。
(ただ近場のライズ狙いを1日やっているとフィンガーに変えたり戻したり… )

ゴルファーはドライバからサンドエッジまでグリップは変えないですが、振り幅を変えて調整しています。
同じ考えができると思います。

基本的に私は低番手でも高番手でもサムオングリップにします。振り方変えなくてすむことも良い点かもしれません。

どんなグリップにしろ低番手ロッドではソフトに握り腕を振り回しません。

サムオングリップでの釣りを通してアキュラシー性能が劣る、とも特に感じません。


*サムオントップでの握り方は小指と薬指でグリップをつかみ親指は上から軽くそえるだけです。
これもゴルフの左手のグリップ(右利きの方の場合)と似ています。

高番手での場合ロッドグリップが手の中で動くような余裕があると手に豆(キャスレのタコ)が出来るようです。
トーナメントキャスターの方はここをぐらつかないように強く固定しています。

上から見たところ ゴルフクラブの握りと良く似ている。


横から ロッドのグリップは腕に固定する。高番手ほどしっかり固定する。


■ グリップの握り方2

ロッドを握った場合にグリップエンドはなるべく手首にくっつけましょう。

ここが開いた状態を”オープンリスト”といいます。 すると”コック”状態が発生します。

オープンリストではロッドがぐらつき易くなるので悪いクセが付きやすくなります。

初心者の方はできるだけグリップエンドを付けるようにしましょう。

オープンリストで振るとバックに行ったときのラインのベリー部が地面まで落ちて大切なフライ無くしてしまいます。

オープリンストでもコックでロッドが下がらない対策があります。


ジョアンウルフさんが言ってましたが

”手を胸の前に置きバックに上げたときに右手を頭にぶつけるように振る”

こうすることでロッドはオデコで止まりますから…いい手ですね。基本に戻すときにちょっとやってみると参考になります。

バックで地面を打っている人はちょっと試してみましょう。


■ 右手は振らない

これはどこに行っても見られる光景で止めたほうがいいですね。

これも低番手ロッドを得意とする人に多く見られます。逆にそういった人のが多い…?

ではどうやって振るべきなのでしょうか?

まず同じ振り方で#7ロッドなどの高番手を振ってみるといいと思います。

たぶん30分も振れないと思います(右手が腱鞘炎になりますからほどほどに)

ここでは”右手は根っこ”とだけ覚えておきましょう。

■ 支点を考える

”右手は振らない” これにはもうひとつ重要な理由があります。右手を振り回してしまうとループが発生させられないのです。

自分で確認する方法があります。

キャステイングしているときに右手グリップのリールを見てください。このロッドの付け根にあたる部分は”根っこ”になります。

ここが前後(まえうしろ)に動いてしまったら支点が移動しますからループは出来きなくなります。

リールが前後に動かなければOKです。どちらかというと縦の8の字の動きでしょうか。



■ 低番手と高番手でのキャステイングの違い

低番手ロッドでも高番手ロッドでも上で説明したことは全て共通します。

小渓流用の低番手ロッドのキャステイングと湖などの高番手ロッドでのキャステイングはどこが違うのでしょうか?

低番手ロッドは小さい川で使いますからフォルスキャスト、ダブルフォールは不要です。飛ばす必要ないですから逆に止めたほうがいいと思います。

ピックアップからプレゼン一発です。

高番手を使うときはちょっと違いますね。大河川にしろ湖にしろ飛ばすことが目的になります。

ちゃんと遠投させるにためには…ちょっと勉強するかレッスンを受けるべきと思います。


変なクセが付いてしまうと後が大変なのですが…いずれにしてもフライの楽しみの一つの”キャステイング”ですから好きに振れば良い訳です。


 
 
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